2012年4月29日 地蔵尾根と源蔵尾根

なんとか右岸尾根や左岸尾根もいいのだが、先日の湯船・三国山稜歩きで山と高原地図に載っているコースでも素晴らしく、未踏ルートも多く残っていることを実感した。

今回はそんな未踏ルートの中から広河原より赤破線路の地蔵尾根を登り、蛭ヶ岳を経て金山谷乗越へ向かい、同じく赤破線路の源蔵尾根を下るコースをとってみた。


        <広河原のランドマーク檜皮(ひわた)橋>
画像【コースタイム】
神ノ川ヒュッテ手前駐車スペース 7:28 ~ 檜皮橋 8:20 ~ 地蔵尾根取り付き 8:54 ~ 古いロープウェー 9:41 ~ 地蔵平(1376mピーク) 10:48 ~ 12:00 蛭ヶ岳 12:31 ~ 13:33 臼ヶ岳 13:53 ~ 金山谷乗越 14:36 ~ 檜皮橋 15:40 ~ 駐車スペース 16:23


メンバー : はっぴーさん
       (蛭ヶ岳~臼ヶ岳間 = shiroさん)




さほど出遅れたつもりはなかったのだが昨日より天気もよく、ヒュッテ近くの駐車スペースは既に満杯で5分ほど歩く神社近くに車を置く。日影沢橋近くでピーピー鳴く鹿を驚かすように、ヘリが爆音を轟かせ荷を降ろしては別の荷を吊り上げ去っていく。荷受けの方に尋ねると蛭ヶ岳山荘への荷揚げだそうだ。
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広河原方向へ歩きだすが早くも先ほどのヘリが蛭が岳から戻ってくる。やはりヘリは速い。伊勢沢への下降点を過ぎるとやがて正面に稜線から何度も見た檜皮橋が見え、左に地蔵尾根、正面に源蔵尾根が延びている。

橋を渡った先のガードレールに付けられた案内板から河原へ下降して彦右ェ門谷を渡る。ゴーロの金山谷を進むと今日か昨日と思われる踏み跡が残っている。沢が狭まると右岸へ岩水沢が流れ込み、飛び石で対岸の地蔵尾根取り付きへ渡る。足元に沢山ある二葉はイヌブナの芽だとはっぴーさんから教わる。


取り付きから900m付近までの180mほどは“激”の付く急登。案内役の古いトラロープに沿い落石に注意しながら四足歩行となる。
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1000m付近には古いワイヤが残され、それを深く食い込み枯れた木が悲しい。

              <滑車が残っていた>                             <奇妙なアセビ>
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1050m付近からは痩せ尾根のトラバースとなり、丹沢ではあまり見かけないイワカガミの群生がある。
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痩せ尾根が収まった先で夫婦と思われる金山谷に残っていた足跡の主に追いつき挨拶をして先へ進む。すぐに傾斜は緩み1376mピークへ出た。

気持ちのいいピークから斜面を下ると登山道へ合流。蛭ヶ岳へ0.4キロの道標辺りから傾斜は増し、壊れた土留め階段はハードルとなり歩きにくい。

                                <はっぴーさん お疲れ気味?>
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ベンチが空いていないかキョロキョロしていると名前を呼ばれ、声の先にいるのはshiroさんだ! 蛭ヶ岳南尾根を登って来たそうで、臼ヶ岳で休憩の予定だったが水か少ないので小屋で買っていたそう。数分ずれていたら会わなかっただろう。

                                    <偶然に乾杯>
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しばらくすると一人の登山者がshiroさんのもとに歩み寄る。聞けば同じ南尾根の途中で出会ったそうで、お名前はKさん、2年ほど前に世田谷で行われた風人社の集まりに参加したことがあり、M-Kさんともその際に会ったことがあるそうだ。一休み後市原新道へ向かうKさんと別れ、朝日向尾根を下るshiroさんとともに臼ヶ岳へ向かう。

                                    <月並みですが>
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本ダルミ付近にはコイワザクラが咲いている。蛭ヶ岳からガッツリ下った足には御影沢ノ頭への登り返しは堪える。1時間ほどかけて臼ヶ岳のベンチに到着、ここでshiroさんとはお別れだ。
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ヒメシャラが目立つ西斜面を下り細かいアップダウンを繰り返し神ノ川乗越。道迷いを誘発するのかユーシン沢側の水場道標は無くなっていた。まだまだすれ違う登山者は蛭ヶ岳山荘泊まりだろう。

本日最後の登りが終わると源蔵尾根の分岐となる金山谷乗越。一呼吸ついて尾根に入る。下降直後は痩せ尾根もあるが、踏み跡は明瞭でマーキングも多くRFは特に必要としない。
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1100m付近からは植林となり840m付近で尾根を外れ彦右ェ門谷への斜面を下り、金山谷との出合から2つ目の堰堤上に出た。源蔵尾根は比較的傾斜は緩く、登りに使うのも良さそうだ。


地蔵尾根と源蔵尾根それぞれ特色があり、そのうえ思わぬニカニカもあり楽しむことができた。
念願だった神ノ川流域の赤破線路走破、はっぴーさんお付き合いいただきましてありがとうございました。




                                ところでどれが正しいのでしょうか?
           <檜皮橋先>                   <金山谷乗越>                <彦右ェ門谷堰堤際>
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この記事へのコメント

はっぴー
2012年05月03日 14:01
ミックスナッツさん
暑さと 登山道の階段と ロングコースで、久々に苦戦しましたよ~(笑)
でも、蛭ヶ岳~臼ヶ岳間と源蔵尾根の未踏区間が歩けて、嬉しかったです♪
山頂でのノンアルコール、最高に美味しかった~!!ごちそうさまでした。
「ゲンゾウ尾根」の表示、気が付きませんでした。
ミックスナッツ
2012年05月03日 17:14
はっぴーさん

未踏ルートを歩けて楽しい一日でしたが、やっぱり蛭はどこから
登ってもきついですね。

教えて貰った花名はことごとく忘れてしまいましたので、
是非アップしてくださいね~。(笑)
M-K
2012年05月03日 22:41
ミックスナッツさん

お疲れ様です~!お二人さんが<苦戦>とか<きつい>とか書いてもらうと嬉しくなります。まあ社交辞令でしょうけど・・。私は蛭などに登るたびに「もうこないど」と誓うのですが、またノコノコ行っちゃうんですよね~。臼ヶ岳~金山谷乗越間、ここがメチャ辛いのです。ゲート~広河原間のアルバイト、これもしんどいんです。いつもの健脚さ、すばらしいです。shiroさんサプライズ!とKさんとの出会い!ネットを通じた交流の楽しいところですね。うれしく拝見しました。
ミックスナッツ
2012年05月04日 08:01
M-Kさん

>「もうこないど」と誓うのですが・・
そうなんですよね。でも年に何回かは行ってしまうのですよね。
特に魅力は無いと思うのですが不思議です。(笑)
臼ヶ岳~檜洞丸間の細かいアップダウンも本当にきついですよね!
コブを取っ払って均してくれと思ったことは数知れずです。

>shiroさんサプライズ!とkさんとの出会い!
こいうのは楽しいですね。ひとえに機会と情報を発信していただく
M-Kさんに感謝です。
2012年05月05日 09:22
ミックスナッツさん

蛭ヶ岳でお会いしたKです。
お仲間同士の会話でM-Kというキーワードが出てこなければ私からお話をすることはなかったでしょう。恐るべしM-Kさん。
市原新道は無事に降下できましたが、伝道付近でテントを張りました。
昨年笹山に行かれたんですね。私も昨年7月に登りました。
またどこかでお会いできればうれしく思います。
ミックスナッツ
2012年05月05日 22:07
Kさん

短かったですが楽しい時間でした。それにしてもM-Kさんが共通だったとは
驚きましたよ。

>伝道付近で・・・
意図しない献血は大丈夫でしたか? ご存知かと思いますが早戸川流域も
ヤツら(ヒル)の支配下ですので。

>笹山~昨年7月に登りました。
そうでしたか!あの稜線と大パノラマは丹沢では味わえない贅沢の
極みですね。

歩いている所が似ているので、またお会いできそうですね。

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